【インボイス制度】ゴム印・シャチハタ・手書きでも対応できる

インボイス対応のレジに変更することなく、手っ取り早くインボイス制度に対応した領収書等を作成する方法を記事にしたいと思います。

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登録番号(インボイス番号)用のゴム印を購入する

Amazonの場合、登録番号用のゴム印が1,000円で売っています。

領収書・レシートにこのゴム印を押印するだけでは、インボイス制度に対応したものとは言えません。

消費税額等又は適用税率を記載する必要があります。

適用税率の記載の方が運用が楽だと思います。




下記のように二行あるゴム印であれば、”登録番号”と”適用税率”の両方を一度に押印できます。

  • 「登録番号:T0000000000000 」( T + 13桁の番号)
  • 「適用税率:10%消費税込」

上記の文言でゴム印を作成すればOKです。

軽減税率の対応商品を扱う事業者であれば、適用税率については「8%」も準備する必要があります。

登録番号(インボイス番号)用のシャチハタを購入する

ゴム印の経年劣化やインクをつける作業が気になる方はシャチハタの方がいいです。

登録番号だけのシャチハタでよければ、一行印で十分です。

ゴム印同様に、二行以上を検討する場合は、次のようなシャチハタがいいかと思います。

インクの予備(補充用)の購入もお忘れなく。

実際に購入したシャチハタ

飲食店でシャチハタで対応する店舗用にこちらの「Xスタンパー」を購入しました。

商品が届くと取扱説明書に商品ごとの「お問合せ番号」「パスワード」があるので、
こちらでログイン後に、「メールオーダー」で文字を登録します。

最悪、手書きでもOK

見た目を気にしない・手書きが苦痛でない場合は、インボイス請求書に必要な記載事項は手書きでもOKです。

登録番号の書き間違いのリスクもあるので、実際は手書きする人はほとんどいないような気がしますが。

インボイス制度に対応したPOSレジも検討

コストを重視している方・難しそうな設定をしたくない方は、インボイス制度における登録番号等は、ゴム印・シャチハタで乗り切っていいと思います。

一方で、新たにレジシステムを変更(導入)する場合は、スマレジなどのクラウド型のPOSレジをオススメします。

  • 導入コストが安価(ターミナル型POSレジと比較して)
  • 省スペース
  • クラウドでの機能アップデート
  • アプリに対応しているためリアルタイムな売上状況が把握可能(iPhone、iPadからも確認可能)
  • 会計ソフトとの連携が可能(freee・マネーフォワードなど)

POSレジの導入には、IT導入補助金・小規模事業者持続化補助金などの補助金・助成金を活用することでコストの一部を抑えることができます。


以上、【インボイス制度】ゴム印・シャチハタ・手書きでも対応できる についてでした。

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