税理士事務所では、個人の確定申告・法人の決算・年末調整等の申告作業とセットでやることがあります。
製本作業です。
製本作業は、誰でもできる作業ではありますが、出来ればキレイに・時間をかけずに終わらせたい作業でもあります。
製本後、クライアントに渡す際にまず目に触れるのが、決算書等のファイルの表紙となります。
表紙は手書き・テプラ・名入れの三択となります。
表紙の善し悪しで決算書の中身が変わるものではありません。
しかし、税理士事務所としては数少ない納品物の一つなので見た目もキレイな状態で渡したいものです。
当事務所は、元々はテプラで作成していましたが、現在は名入れサービスを利用しています。
手書きはしたことがありません。
名入れサービスを利用しての製本
2年前から株式会社エッサムの名入れ印刷サービスに切り替えました。
決算報告書などのファイルに「事業年度」「会社名(顧問先名)」「事務所名」を印字済みの状態で納品してもらえます。
こんな感じに仕上がります。
価格もリーズナブルです。
詳しくは、会計事務所総合ショッピングプラザに登録後、確認してみてください。
年々、名入れ可能なファイルの種類も増えているようです。
令和3年度は、法人の決算報告書、個人の確定申告、年末調整、相続税申告書のファイルに名入れ印刷をお願いしました。
電子帳簿保存法(2年間の猶予期間が設けられました)が完全に導入された後は、決算報告書・総勘定元帳などの製本作業は無くなる可能性があります。
紙媒体ではなく電子媒体での保存で済むのであれば、保管場所・索引性・利便性の面で紙よりも電子の方が優れているためです。
紙媒体で欲しいという需要はあるでしょうが、「データを印刷してください。」の一言で完結してしまいます。(冷たい対応な気がしますが。)
テプラを使っての製本
- 決算書ファイルに利用する場合は、透明のテープがオススメです。
- 資料管理用のファイルボックスに利用する場合は、白のテープがオススメです。(白であれば重ねて貼れます。)
決算書に貼る際は、テープのサイズ・印刷の向きを縦書きと横書きでそれぞれ分ける必要があります。
できた!と思ったら、「明朝体」ではなく「ゴシック体」だったために作り直してみたり…。
事務所の開業時からキングジムのものを使い続けています。
大事に扱っていますが、頑丈そうというか「壊れる気が一切しない」ですね。
印刷時のヴィーーーンという音はまぁまぁうるさいです。笑
互換テープ(安い)を使ったこともありますが、特に故障することなく使えました。
最近のテプラ
最近はオシャレなテプラがあります。
【スマホ(アプリ)×Bluetooth】でラベル(テープ)を作成できます。
こちらもキングジムの商品となります。
カーキの他にベージュのタイプもあります。
パッと見で、テプラとは思えないデザイン性です。
「Hello」というアプリをインストールして使ってください。