【エクセルで作成】税理士の関与先名簿の提出について

毎年4月に管轄の税務署から”関与先名簿等の提出について(依頼)”というタイトルで封筒が届きます。

今回は関与先名簿について記事にしたいと思います。

目次

関与先名簿等とは

私の事務所は福岡市中央区にあるので、福岡税務署から封筒が届きます。

その封筒には提出依頼がある3枚の書類が同封されています。

  • 関与先件数・(社員・所属)税理士及び使用人総括表
  • 関与先名簿
  • (社員・所属)税理士及び使用人概況書

「関与先名簿」には、顧問先の氏名・住所、管轄税務署、関与開始日、関与度合いといった項目を関与先名簿に記入します。

「税理士及び使用人概況書」には、氏名、住所、性別、年齢、資格、前職歴などを記入します。

どちらもその年の4月1日時点の情報を基に作成します。

国税庁ホームページでは「関与先名簿」「従業員名簿」という書類でWord・Excelがダウンロードできます。
「税理士及び使用人概況書」と「従業員名簿」では微妙に記入する内容が違います。

名義貸しなどの税理士補違反行為の取締りを目的としているようです。

関与先名簿の作成内容はシンプルだけど入力するのが面倒

国税庁ホームページの書式(Word・Excel)と九州北部税理士会の書式(Word)では微妙に入力内容が異なります。

手書きで作成するのは論外として、私の場合は送られてきた書類をもとに簡単にExcelにまとめて印刷して提出しています。

Excelであれば、年度ごとにシートを分けて作成できるので翌年以後も作成しやすいかと思います。

提出はe-Taxでもできるが

e-TaxソフトでPDF添付して送信することができます。

しかし、「切手不要の返信用封筒」が同封してあるので、そちらを使って郵送しています

決算報告書や勘定科目内訳明細書などは電子申告で追加送信していますが、手間を考えると関与先名簿は同封の返信用封筒を利用した方が早いです。

※九州北部税理士会の管轄では返信用封筒がありますが、その他の全国は同封してあるか分かりません。


以上、【エクセルで作成】税理士の関与先名簿の提出について でした。

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